読書感想「生命科学的思考」
原点?というか、生物学的視点に立ってビジネスや人生、社会問題に対して見方が変わる本でした。
数ある中で、私が印象に残ったことをいくつか書きたいと思います。
まずはLGBT問題のついてです。
未だに社会問題としてあるのがLGBT問題です。
生命の進化とは多様性であり、LGBTの方々を否定するということは多様性の否定である。
もっと言うと、
私たち一人ひとりも多様性であり、多様性の一部を形成しているその人自身を否定していることになる。→多様性があって繫栄できている人類を否定、つまり自らを否定しているということになる。
とあり、「なるほどなぁ」とすごく納得できたし、腑に落ちました。
ダイバーシティといわれる世の中でLGBTにかかわらず差別をしている人は昔はそれで通用したかもしれないが、時代遅れだと思いますし、そろそろ自分の言っていることがマイノリティの意見であるということに気づいた方が良いと思います。
先述のとおり、生命の進化は多様性であり、時代とともに風潮なども変わってくる。
柔軟な考えを持つべきだし、いつまでも古い考えでは「ダメだ!」と思う。
2つ目は 「利他と利己」について
利己は自分と他人を別に考える。いわゆる自分だけよければ良い。
一方、利他は自分と相手を含む。とあった。
こんな感じのイメージです。↓↓
これまで利他は自分を含まず、相手のみを指していると思っていた。いわゆる自己犠牲。
しかし本書の内容はすごく納得できた。自分があっての相手だと思う。
利己は自分の身なので相手のことも考えるべきだし、互いに助け合うべき。
歴史から見ても人類は協力してきた。
私は小学生の頃は自分のことしか考えていなかったので、自分だけ多く食べればいい、なんでも俺が一番にやるなど「俺が」、「俺が」、「俺が」、ですごく我が強かった。
しかし、成長するにつれ、丸くなっていき、相手のことも考えることができるようになっていった。
これからも相手のことも考え利他的に行動していきたいと思う。
まだ印象に残ったことがあるので、残りは明日か明後日にでも